お前らの大嫌いなマスゴミ記者だけど質問ある?
これは良スレ!書き込みの内容から推測するに、読売新聞の社会部の記者の人が答えていると
思われるスレなんだけど、かなり長いにもかかわらず最後まで読んでしまうほど面白かった。
広く知ってもらうために、あえて転載OKなおーぷん2ちゃんねるの方でスレ立てしたみたいね。
こうして良スレがおーぷんの方に多く出ることによって、転載禁止の2ちゃんは廃れていくんだろうね。
面白かった情報をメモがてらちょっとまとめておく。
・在日特権はない。記者をやっていて在日関連の記事を書いて規制をされた経験はない
・警察特権はある。現在の新聞は事件報道中心なので警察から情報をもらっており、警察に媚びなければならない。だから警察の汚職・不祥事の報道は匿名になる
・他に実名報道がされないケースは、逮捕された人に精神疾患の疑いがある場合
・マスコミ間の相互批判に関しても特に規制やタブーはない
・創価学会のタブー・規制に関してはこの記者は関わったことがないからよくわからない
・皇室批判はマスコミというより日本全体でタブーな空気になっている
・大手新聞社の年収は30代前半で約800万くらい、新人で400万くらい
・休みは月1,2くらいで1日18時間くらい働いている。警察担当は6時出勤(警察幹部の出勤時を待ちぶせ)の24時以降帰宅、行政担当などは9時半出社の23時帰宅という毎日。
・記者の男女比率は40代以上で9.5:0.5くらいだったが、20代なら7:3くらい
・記者の仕事はつぶしが利かない。記事を書くスキルを要求される仕事が他にほとんど無いから
・会見でバカな質問をすることがあるのは上司にそれを聞いてこいと言われているから
・ニュースバリューが初報以外に見いだせないとそれを覆す続報が出ても大きく報道がされない(輸送艦おおすみと民間船の衝突事故で、民間船が悪いことが続報で明らかになったのに大きく報道されなかった例などのことかと)
・韓国に関しても報道規制はない。単にアメリカと比べてニュースバリューが小さいだけ
・速記は今は廃れてしまった。パソコンの同時打ち込みとレコーダーが主体
・記者と言っても新聞と週刊誌ではかなり内容が違う。新聞は記者クラブに入って警察に張り付きペコペコして情報をもらうのが仕事。週刊誌はいろいろな対象に取材をするから週刊誌記者の方が取材力がある
・ただし節度がない取材をするのも大抵週刊誌記者かフリージャーナリスト。記者クラブ所属の記者は協定して節度のある取材を行うような構造になっている
・記者は頭脳労働ではなく肉体労働。そして警察の機嫌を取って情報をもらうという点で営業に近い
・実話時代という週刊誌が裏社会の情報に関していろいろ詳しいらしい
・特オチ(特ダネの逆。1社だけ大きな記事を落とすこと)と訂正記事は記者の査定をかなり下げる。特に訂正記事は特ダネ5本は書かないと評価を覆せない
・右寄りや左寄りの評論などを書ける人はごく一部の偉い人。大抵の記者は1日中ネタを追う肉体労働に従事しているからそんなの関係ないというのが現実
・新聞記者よりテレビの記者の方が画面に映る分服装に気を使っている
・記者を含むNHKの職員の福利厚生はものすごいらしい。タクシーチケットを使ってタクシーで取材をするなど
・ジャーナリズムは権力を批判することが大義だから朝日や毎日はああいう左翼論調になってしまう
・新聞で出世できるのは警察から特ダネ情報を取ってこれる人。だから警察に逆らえない
・警察24時とかは警察ヨイショの番組
・警察署は副署長が広報担当
・テレビ局はキー局などだと30代で1000万行く
・新聞社は部署異動はほとんどない。入社したら地方で3年~10年働いて本社に異動し、社会部、政治部、文学部などそれぞれの部署に所属する。ちなみに運動部は人気。ただ、ヒエラルキーが高いのは社会部と政治部で、警察ネタに強い人は優秀とみなされる
・新聞記者は労働時間が長いため、専門分野以外を勉強する時間がない。そして結婚も早いかずっと独身かに二分される。結婚しても離婚率が高い
・朝日新聞の天声人語や読売新聞の編集手帳などの1面コラムは各社文章がとびきりうまい人が専業で書いている。
・警察が絡むネタは基本的に社会部が担当している
・どの新聞も似た記事が多い理由は1社が抜いた後すぐに他社が追っかけるから。新聞は午前3時半に「交換紙」という、その日の朝刊を交換する協定があって、そこで抜かれたことに気づくと、3時半に上司から追っかけるよう電話があって夕刊までに追いかけ記事を入れるという流れ