2015年9月17日木曜日

カシオ計算機の高級電卓S100は売れるかどうかはわからんがあってもいいかもね

電卓にも“持つ喜び”を――カシオ計算機が常識外れの高級電卓「S100」を発売する理由
 カシオ計算機は9月16日、電卓のフラグシップモデルとなる「S100」を発表した。実売想定価格は税別2万7000円前後と電卓としてはかなり高価だが、重厚なアルミ切削ボディに実用性と操作感を両立させたキー、そして視認性の高い表示部など、現在考え得る最高のパーツを詰め込んだスペシャルモデルになった。
へー、なるほどね。電卓といえばクオーツ時計と同じくらいコモディティ化してしまって、どの会社でも
いくらでも安く作れるような製品になってしまったわけだけど、だからこそこういう持つ喜びを考えて
作ったというコンセプトは意味あるかもね。高級時計の市場があるのと同じで。

個人的にはMacBook Airが薄さと耐久性と美しさを両立させるために使った技術であるアルミ切削ボディ
を採用したところはおっ!となったわ。他、カシオの腕時計オシアナスの技術も投入して、生産ラインも
海外ではなく、オシアナスと同じ山形カシオで生産しているとのこと。

記事内でオシアナスを「高級腕時計」と書いているところはかなり疑問だけど。高級腕時計って一般的には
20万円以上するオメガ、タグ・ホイヤー、ロレックスなどの時計の事を指さないか?オシアナスは
カシオの時計の中では高級ラインだけど、値段は20万円以内の10万円前後の価格帯の時計だから、
準高級時計とか中級腕時計とかそんな感じの位置づけになると思うね。

電卓は経理・会計系の業務をやっている人はホントよく使うから、こういう実用品であって嗜好品
である製品というのはあっていいと思うね。