2013年7月25日木曜日

BL婚活で失敗した高卒社長とちきりんの「採用」をテーマにした対談が面白い

BL好き対象の婚活パーティーで失敗したこの記事見てたら、
婚活パーティー敗戦記。

芋づる式にたどり着いた、この人とちきりん(伊賀泰代)氏の「採用」をテーマにした対談が面白そう。
私が今、ぜひとも採用したい人:伊賀泰代×大竹智也【第1回】
未来の働き方は、“学校”では学べない?: 伊賀泰代×大竹智也【第2回】
高卒でも一流企業に入れますか?:伊賀泰代×大竹智也【最終回】

興味深かったところを中心にまとめてみようかと。
・大竹智也という人はフィリピンに行ってマンツーマンオンライン英会話事業を立ち上げた
・日本とフィリピンの比較。日本の長所はインフラが整っていること。フィリピンは停電なんて当たり前
・逆に日本の短所は閉塞感があること。日本人の「食べていけなくなる」という概念は現実離れしている
・例えばフィリピンのストリートチルドレンは別に悲壮感はない。むしろ笑顔
・日本ではできるだけ失敗しない人生が大事だという考えが主流
・シリコンバレーの教育はできるだけ若い時期に速いサイクルで失敗することが大事という考え
・新卒採用というのは日本独特の考え方。フィリピンにはない
・アメリカのビジネススクールも一応就活時期というのはあるが、その時期でなければいけないことはない
・日本だと仕事をやめる際には次の仕事が決まっていなければいけない。空白時期が履歴書を汚すから
・勉強だけやっていた人よりバイトをしまくっていた人のほうが採用したい要素を持っている
・マッキンゼーは全部こなせる優等生よりずば抜けた何かを持っているスパイク型の人を採用する
・著書「採用基準」で書いたリーダーシップが大事というのは当たり前すぎる話で読んだ同僚はこんなことで本になるのかと驚いていた

うーん、読んでて思ったのは、日本だとレールを外れたら終わりという恐怖感がかなりあるということ。
これは私の中でもかなりある。大学受験でいい大学に入れないと、就活時に大企業から足切りを
食らうとか、新卒時にいい会社に入れないと、あとは転職するごとにどんどん規模が小さく、
条件の悪い会社になっていくとか、3回以上の転職は、転職エージェントからも取りあってもらえず、
履歴書で足切りを食らうとか、レールを外れたらおしまいみたいな空気はものすごく感じる。

上記の大竹さんは、対談後、下記記事で「就職することが怖いと感じる人が一定層いる」ことに
驚いたと書いている。
伊賀さんとの対談について。

うーん、バイトなら全然怖くないんだけど、就活とか落とされまくるし、受かってもそこでバイトでは
ない立場で仕事を遂行できるかわからないし、怖いと思うのはわかるな。まぁでも実際働き出したら
結構ルーチンが多いけど。


婚活パーティーの話に戻ると、BL好き婚活パーティーってこれのことじゃないかな?
http://aellura.com/secure/parties/detail/566

この人、喫煙者だったから人気なかったらしいけど、スモーカー向け婚活パーティーもあるらしい。
http://aellura.com/news/2678.html


採用基準
採用基準
posted with amazlet at 13.07.27
伊賀 泰代
ダイヤモンド社
売り上げランキング: 852