2014年2月18日火曜日

上杉謙信と武田信玄の時代からの伝統芸、今度は新潟が山梨に除雪機甲師団を派遣

世界最強の除雪機甲師団の1つ? 新潟県内部隊(+北陸部隊)が山梨県に即参上までの経過
新潟と山梨は昔から不思議な縁があるというか、その昔、越後の国と甲斐の国だった戦国時代、
上杉謙信と武田信玄が川中島の戦いで争った仲なわけだけど、そんな時代でも越後が甲斐を
助けたことがあったのよ。

海がない山梨こと当時の甲斐の国は塩が取れないんだけど、塩は人にとって必須の成分。
今川氏と北条氏は武田信玄の進軍に激怒し、甲斐に塩を輸出してあげないという塩留めという
手段に出たわけよ。それに対して上杉謙信はそのやり方はフェアではないと憤り、敵であった武田氏が
治める甲斐の国へ塩を送ったという話があって、「敵に塩を送る」という故事成句の元になっている。

前置きが長くなったが、今回は「敵に塩を送る」ならぬ、「山梨に除雪部隊を送る」というところが
地理的には遠いはずの新潟と山梨に縁を感じるなぁと思った次第。