2013年7月1日月曜日

トヨタ100台限定100万円自転車って売りはなんだ?

トヨタ100万円自転車、独に対抗100台限定

なんかこのニュースを見る限りだと、BMWやポルシェ、ベンツが高額自転車を出したのに対抗して、
レクサスLFAの車体に使った素材をフレームに採用した100万円のロードバイクを出したらしい。

うーん、セイコーのクオーツにプラダやグッチのブランドつけて高値販売するのと何が違うんだ?
ロードバイクとか、レース用のものでも30万くらいじゃなかったっけ?

基本的に自転車の値段を決めるものは2つあって、それはフレームとコンポーネント。
フレームっていうのは自転車の骨格を構成しているパイプの部分。ママチャリとかは鉄を使って
いるけど、クロスバイクやロードバイクはより軽いアルミを使用していて、さらに高額なものになると、
アルミよりも軽くて丈夫なカーボンを使うようになる。これが最高級品。

コンポーネントというのはギアとかブレーキなどの部品のセットのことで、この分野で圧倒的に
強いのはシマノ社なんだけど、これも操作性、耐久性などによってグレードが分かれている。
一番高いのはデュラエースというコンポーネント。下記のページによるとデュラエースの降るコンポーネントで
20万円くらい。
2013 完成車 COMPONENTS SHIMANO

カーボンフレームの相場は・・うーん、ちょっと探した限りはわからなかったけど、自転車界の
フェラーリと呼ばれている最高級ブランドであるコルナゴのもので見積もると、
http://www.colnago.co.jp/2013/products/index.html
フルカーボンのフレームは40万から60万くらいが相場みたい。

う~ん・・このレベルのものを出すのであれば100万でも無茶苦茶な価格ではないということかねぇ。
私なら良し悪し不明で実績のないトヨタのフレームよりコルナゴのもののほうが欲しいけど。