巨額の総工費に世論の批判が高まっていた新国立競技場の建設問題をめぐり、計画見直しに慎重だった安倍政権が17日、一転して現行計画の白紙撤回を宣言した。政権は安倍晋三首相による周到な「政治決断」を強調するが、世論に押された泥縄的な対応は否めない。「国民の祭典」に向けた主会場の設定は一気に振り出しに戻り、先行きはなお見えないままだ。これ、安倍政権打倒が社是の朝日新聞の記事なわけだけど、民意がNOだとしてもたいていの案件
というものはそのままグダグダ進み続けるわけであって、安倍首相のこの決断は正直すごいと思うよ。
これができる政治家が今日本に何人いるんだよ。
それを「世論に押された泥縄的な対応」だとか「政権の危機感は薄く」だとか、安保法案で
「内閣支持率に響くことを懸念して急きょ、白紙撤回にかじを切った」だとか、ここまで批判一辺倒の
記事を書けるのはある意味さすがだね。
たとえ安保法案と支持率に関する政治的な下心があったとしても、この決断はそうそうできるものじゃない
と思う。