2014年12月26日金曜日

底辺プロ野球選手は年俸560万円でも月に5万円しか手元に残らないらしい

この記事面白いな。横浜ベイスターズ(現横浜DeNAベイスターズ)に入団して、24歳で戦力外通告を
受けた元2軍選手、高森勇旗氏の手記。

24歳でプロ野球をクビになった男が見た真実
ところで、在京球団の2軍選手の生活は、想像以上に厳しい。当時の私の年俸が560万円。月の手取りが40万円ほど。ほぼ毎日自分の車で試合会場へ向かうため、交通費は月に10万円かかる。プロ野球選手は個人事業主なので、球団からの交通費の支給はわずか。ほぼ、ないといってもよい。家賃、光熱費、携帯電話料金、各種保険などの支払いを終え、食費を考えると、月に自由に使えるお金は5万円ほどだった。

世間一般でイメージされているプロ野球選手の華やかな生活とは無縁である。そんな日々から抜け出そうと必死になるのだが、そもそも試合に出られない。これは、なかなかに辛い日々である。
へー、なるほどね。年俸560万円って、同年代のサラリーマンと比較したらそれでも十分高いだろう
って思ったんだけど、どうやらプロ野球選手は必要出費がかなり多いみたいね。個人事業主だから
交通費が支給されないというのもそうなんだけど、プロとしての体を維持するために、それなりのコストが
かかるということなんだと思う。

だってねぇ、月の手取りが40万で、交通費10万かかって、家賃広めのところで15万使ったとしても
まだ15万あるわけじゃない。それがなんだかんだでさらに10万使ってしまうということは、おそらくは
ジムやら個人コーチやら、何かしらの必要経費で毎月かかってしまうということでしょ。あとは自家用車の
経費ってのもあるか。

この点は盲点だったなぁ。この記事見るまで、毎回高卒選手のドラフト後の年俸見て高ぇ~って
思ってたもん。プロ野球選手は維持費が高くつくってのは覚えといたほうがいい観点みたいね。

そういえば、関連した記事を過去にメモったのがあるのでそれも載せておこう。

プロ野球若手選手 73・9%が「引退後に不安」
そりゃそうだよな。誰もが田中将大やイチローになれるわけじゃないし、スポーツ少年のトップ層しか
なれないプロ選手になっても、底辺なら月5万しか手元に残らず、さらにその世界に10年いられない
わけだから、サラリーマンの方が全然安定だよな。

サッカー元日本代表本田の元妻高岡由美子が語った現役引退後の生活が悲惨すぎる・・
これもやばい。サッカー選手って、野球選手より年俸少なかったと思うんだけど、この日本代表選手の
その後がね、一時はブラックカードを手にできるだけの年収があっただけに、転落ぶりが悲惨すぎて
やばい。サラリーマンやニートのほうが生活安定するんじゃないかと思ってしまう。