2016年1月26日火曜日

睡魔に襲われても逃げられない危険「元長距離ドライバーの私が夜行(高速)バスに乗りたくない理由 ~安全とはかけ離れた、長距離運転の危険性~」

元長距離ドライバーの私が夜行(高速)バスに乗りたくない理由 ~安全とはかけ離れた、長距離運転の危険性~
夜行バスが危険である一番の理由は、「運転手の独断のタイミングで休憩を取れない事」にあります。
私は以前の職場では、荷物だけを載せて単独で運転していたので、どんなタイミングでPAに寄って仮眠を取ろうが自由でした。
ですが、夜行バスの運転手が載せているのは「乗客」です。

◆夜行バスの運転手が、急な睡魔に襲われたら一貫の終わり
高速道路を運転していて一番危険なのは「睡魔」に襲われる事です。
一度でも長距離を運転した事がある方は分かると思いますが、運転中に訪れる「睡魔」というのは、どのタイミングで現れるか解らないのです。
ですが夜行バスの運転手は、休憩の場所も距離ごとにある程度定められているし、到着の時間も厳守しなければなりません。
急な睡魔に襲われても、「次の休憩場所」までは何としてもでも運転を継続しなければなりません。
なるほど。これは説得力があるな。確かに睡魔が襲ってくるタイミングって、体調の良し悪しはあまり
関係がないんだよね。いや、あるにはあるんだけど、体調が良くても睡魔には襲われる。で、トラックの
運転手とバスの運転手の違いは、睡魔に襲われた時に近くのパーキングエリアに止まる自由があるか
ないかということなわけね。こう言われると確かに怖いな。深夜バスの運転とか絶対やりたくないわ。
いや、運転自体やりたくないけどね。