2013年10月11日金曜日

やねうらおの本名って磯崎元洋って人なのか。将棋電王トーナメントで初めて知った


将棋電王トーナメントという、第3回電王戦に出場するコンピュータ側のソフトを決めるトーナメントが
2013年11月2日~4日にかけて行われるらしい。
http://ex.nicovideo.jp/denou/tournament/soft.html

たしかやねうらおって人が出るってエントリーを前に見たなぁと思いながら出場ソフトを見ていたら
やねうらおの名前がない・・。あれ?やめたのか?と思ってよくみたら「やねうら王」というそのまんまの
名前の将棋ソフトがあったww。でも開発者の名前にはないなぁと思いながら、最初に書かれている
磯崎元洋の名前でぐぐったら、どうやらこの人がやねうらおということらしい。

なるほど、ハンドルネームが有名すぎると本名聞いても誰だか全くわからない状態になるわけだな。


今回複数のコンピュータを使用して力を発揮するクラスター系のソフトはレギュレーション上
出場ができないんだな。だからGPS将棋やpuellaαがいない。個人的にpuellaα開発者伊藤英紀さんの
メガネの光りっぷりが好きなのに残念だ。
電王戦のPuella αの開発者伊藤英紀氏のラスボスっぷりに吹いたww 


やねうらおさんが電王戦トーナメント特設ページを作ってた。
電王戦トーナメント本戦 --- やねうら王 特設ページ
まとめると、
・彼は将棋強豪ソフトBonanzaのソースを完全解析したブログを作ったくらいコンピュータ将棋に詳しい
・ただし、やねうら王は2日程度で実装したソフト
とのこと。2日で4位になるソフトを作るってどんだけすごいんだよこの人ww。


この人のインタビュー超面白いなww。コテコテの関西人じゃないか。
2日で実装したソフトだから単にコンピュータ用のハメ手狙いのネタソフトなのかと思ったら、
やねうらおさんいわく、Bonanza6.0との対戦だと57%くらいの勝率を出しているらしく、将棋倶楽部24の
レートで言うと3100くらいあるらしい。なんとかちゃんねるの人たちに弱いと思われているのが嫌で、
インタビューのほとんどの時間を自分のソフトは強いと力説するのに使っていて吹いたww。
電気代ゲットできてよかったね(笑)。

追記:なんかやたらこの記事にアクセスがあるな。例のソフト差し替えの影響か。
もう見ているとは思うけど、下記の記事が参考になるかと。
やねうらお-俺のやねうら王がこんなに弱いわけがない。 (第2期)「やねうら王のPVの件」
スズキオンライン「第三回電王戦第1局後に流れた第2局PV後半とその後の会見内容書き起こし」
一つ目の記事はやねうらお氏によるソフト差し替えの件の釈明。2つ目の記事は第三回電王戦第2局
のPV後半とその後の会見内容を書き起こしたもの。これは便利。主張が対立している部分が
結構あるんだけど、一番気になったのは、
「指してみて全然指し手が、指し手の強さだけでなくて、時間の使い方の特徴だとか、今までランダムに初手が入っていたのが1通りになっていたりだとか、その辺がまるで全然違うソフトになっていた」
というところ。初手が1通りになっていたのであれば、やはりバグ修正だけではないんじゃないか?

やねうらお氏は
Q) やねうら王2013と修正後のやねうら王(やねうら王2013α)とでは何が違うのですか。強くするために評価関数とかいじったのですか?
A) 評価関数は全く手を加えていません。今回の修正によって強くする意図は毛頭ありませんでした。

Q) 佐藤紳哉六段はやねうら王2013αに入れ替えたあと立ち上がり(序盤の出だし)が全く違うとおっしゃっていましたが。
A) 局後学習がうまく出来ていなかったので(搭載されている定跡が優先されてしまうことがある)その部分の修正をしましたが、この修正自体は事前にドワンゴさんの了解を得ている(と私は理解している)内容でした。なので、この修正で序盤の立ち上がりが変化するのはこの修正したことによる当然の結果ではありますが、佐藤紳哉六段の研究が無駄になってしまうので、私としては、それが懸念材料でした。
と回答をしているけど、初手が1通りからランダムになったのではなく、ランダムから1通りになった
ということで、釈明が矛盾しているように私には思える。


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