2013年10月20日日曜日

「パソコンを自作すると安上がり」は本当なの?そんなわけねーだろ!

「パソコンを自作すると安上がり」は本当なの? どうやって選ぶべき?
そんなわけねーだろ!誰が「パソコンを自作すると安上がり」なんて言ってるんだよ。いつの時代の話だよ。

結論として、基本的に出来合いのものを買ったほうが安いです。当然です。自作パソコンは部品を
バラで買うわけだから、特にWindowsやOfficeなどのソフト関連が高く付くのよ。

適当に試算してみますか。自作PCは本当に安く作ろうとするとアキバのショップやヤフオクで
古いパーツを集めて作るみたいな感じになるみたいなんだけど、そのやり方だと店員は質問に
一切答えてくれないし、パーツの組み合わせに関する知識がかなり必要になるし、部品が壊れて
いるかも知れないしでかなり難易度が高くなる。

ということで初めて自作をしようとすると、まぁ「そこそこの性能」の部品を組み合わせて作るような
感じになる。時代が変われば「そこそこの性能」がなんなのかは変わるんだけど、値段はあんまり
変わらない。なんとなくの下限値があるってことだね。まぁそれで試算をしてみましょう。

PCケース:5000円くらい
マザーボード:10000円くらい
CPU:10000円くらい
メモリ:3000円くらい
ハードディスク:10000円くらい
キーボード:100円くらい
マウス:100円くらい
ディスプライ:10000円くらい

と、ハード関連で最低こんな感じになるはず。これで大体50000円くらい。
ソフトは最低限WindowsとOfficeを入れるとすると、Windowsが15000円くらい、Officeが25000円くらい
なので、40000円くらいになる。つまりひと通り動くそこそこの性能のPCを自作しようとすると、
最低10万近くかかってしまうのよ。ね、既成品を買ったほうが安いでしょ?

まぁでもメリットが皆無なわけでもなくて、部品を使いまわせるのはメリットかもね。
PCケースやディスプレイを最初からいいものにしておけば、時代が変わってPCの性能を
アップさせようと思ったときに、CPU、マザーボード、メモリ、ハードディスクの交換だけで済むから
2回目以降の買い替え時にはコスパが良くなる感じ。

あとはPCの部品構成がわかるようになるという学習効果はあるね。だから1度作ってみるというのは
ありかもしれない。でも、やっていること、上記の部品をつなげているだけよ。高度な技術は全く
必要ありません。ガンダムのプラモデルを組み立てるのと難易度変わらないんじゃないか?

部品をいろいろ選びたいという場合は・・う~ん、ドスパラ(PC部品で有名な店)とかが好きな部品で
組み立ててくれるBTOってサービスを使ったほうが楽だと思うけどな。結構組み立て面倒いし。