ふと考えたこと。この人TARI TARIのウィーン役でデビューしたのはなんとなく知っていたけど、
アウトブレイク・カンパニーの加納慎一や凪の明日からの先島光など、主役の座をことごとく
射止めているな。
で、気になったのがこの人が声優になった経緯なんだけど、そもそもは「ハナゴエ」という名義で
ニコ動に声真似動画を上げていて人気があって、その動画のアドレスを山寺宏一がいる事務所に
送ったら目に止まってレッスンを受けることになり、その後オーディションに受かったという経緯みたい。
ニコニコ大百科「ハナゴエ」
今はハナゴエ時代の動画、全部消しちゃったらしいけど、多分私も見たことあるだろうなぁ。
なんか思ったのが、このやり方ってデザイナーが自分の手がけた作品を持ち込むとか、プログラマーが
自分の作ったサイトやらgithubのコードを見せるとか、他の業界だと結構あるんじゃないかということ。
声優学校というのがどういうところなのかはよく知らないが、端から見ていてそういうところから
声優になっているのってよほど可愛い子しか見かけないイメージだし、学校にいく意味あるのかと
かなり懐疑的な印象を持っている。そもそも声優の浪川大輔氏によれば食える声優は300人くらい
しかいないみたいよ。本当だとしたら芸能人になるより狭い道なんじゃないか？
声優の現実「志望者30万人、声優の数1万人、食べていける声優は300人」
事務所に所属してオーディションを受ける権利を獲得し、そこからさらにオーディションに勝ち抜く
必要があるわけで、事務所の目に止まるほど目立てないのなら、さっさとその道は諦めたほうが
いいんじゃないかなと思う。
ちなみに音響監督の人によると声優はオーディションで実力差が如実に出るらしい。
だからうまい人は主役の座を次々と勝ち取っていくみたい。この花江夏樹さんみたいに。
音響監督さんのお仕事Ｑ＆Ａ ～長崎行男さんに聞く～
まぁなんか、思考の流れるままにつらつら書いたが、つまりは芸能界より狭き門なんだから、
この業界ステップなんかないんじゃないか、ニコ動の再生数なり容姿なり、数千人、数万人の
中で目立てるものがないなら、才能がないとして学校なんかの養分にならずにさっさと諦めた
ほうがよいんじゃないかということよ。ニコ動で再生数取れるかどうかはひとつ才能のあるなしの
判断指標になるのかもねぇ。
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