2015年2月19日木曜日

KGBがやばすぎる・・・「ロシア人が人質に取られない理由ワロタwww」

ロシア人が人質に取られない理由ワロタwww
ちょwwおそロシアの名前通りのすごい対応だな。訳そうと思ったら、元スレの下の方に既に訳して
いる人がいたから、それをベースにして適宜補足を加えながら訳すことにする。

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今までに何故テロリストがロシア人を誘拐しないか考えたことがあるか?

1986年にムスリムの過激派が4人のソビエト人外交官をベイルート(レバノンの首都)で誘拐した
誘拐犯はモスクワに自由シリア軍への援助を要求したが予想通りモスクワはこの要求を無視した

誘拐犯たちは自分たちがふざけているわけではないと示すために人質の一人を殺害した
モスクワはこれに反応した…

KGB(カーゲーベー。米国で言うCIAみたいなものだが、もっと怖い、はるかに怖いソ連の秘密警察)はヒズボラ(レバノンのテロ組織)のリーダー格の家族の一人を誘拐した
彼(=リーダーの家族)は性器を切り取られ、殺された
そしてリーダー本人は一つの荷物を受け取った
荷物には切り刻まれた体の破片とリーダー本人の他の家族もまもなく同じ姿で対面するだろうというメモが入っていた

残りの3人の外交官は即座に解放された
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うわ~~~~!KGB・・・やばいよやばい・・。ロシア事情にかなり精通した人からKGBは恐ろしい組織
だとは聞いていたけど、ここまでだったとは・・。国として、国家としてこれができるところがすごいよね。
ちなみに現ロシアの最高権力者であるプーチン大統領は元KGBのスパイよ。

冒頭の画像の元ネタ、探してみたらこのサイトの文章みたいね。
If only others did the same..

う~ん、この話、確度高そうだわ。全く別のソースで同じようなことが書かれていたから、これ、有名な
話なのかもしれないね。
Hostages? No Problem Soviets Offer 'How-to' Lesson In Kidnapping
全文訳すのはだるいので、重要箇所だけ訳してみるか。
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Instead, the KGB kidnapped a man they knew to be a close relative of a prominent Hezbollah leader. They then castrated him and sent the severed organs to the Hezbollah official, before dispatching the unfortunate kinsman with a bullet in the brain.

In addition to presenting him with this grisly proof of their seriousness, the KGB operatives also advised the Hezbollah leader that they knew the indentities of other close relatives of his, and that he could expect more such packages if the three Soviet diplomats were not freed immediately.

The message was a lot more extreme than Ronald Reagan's vague allusions to using "Rambo next time," but the swift release of the three remaining hostages indicated that the Hezbollah big shot couldn't handle having terror shoved back in his face.

Post reporter Morris quoted unidentified observers in Jerusalem as noting:

"This is the way the Soviets operate. They do things - they don't talk.

"And this is the language the Hezbollah understand."
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代わりにKGBは著名なヒズボラのリーダーの近親者として知られる人を誘拐した。KGBはヒズボラリーダーの近親者の性器を切り取り、ヒズボラ本部にそれを送り、その後彼の頭を撃ち抜いて殺した。

さらにKGBの本気ぶりを示す、身の毛もよだつ証拠(近親者の性器のこと)に加え、KGB諜報員たちはヒズボラのリーダーにこんなアドバイスをした。「我々はお前の他の近親者たちの身元も把握している。3人のソビエト外交官をただちに開放しなければ、お前のもとにさらなる同様の荷物が届くことになるだろう。」

このメッセージはロナルド・レーガン(当時のアメリカの大統領)による「次回のランボー」からの曖昧な引用よりもはるかに強烈なものであった。だが、残り3人の人質が即座に開放されたことからわかったのは、ヒズボラの大物といえども、恐怖をコントロールすることができなかったということである(つまり他の家族も殺されるなんてメッセージ受け取ったら怖すぎて人質開放するしかないってこと。)

従軍レポーターのモリスはエルサレムの観測筋の言葉を引用している。

「これがソビエトのやり方だ。彼らは対話をせずに、実行する。」

「そしてこれが、ヒズボラの理解した言葉だ。」
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ということで、細かい違いはあるものの、大筋話は同じだな。KGBヤバイ・・・。

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